翌日は白山平泉寺、白山神社へ。神社行くなら朝早くがいいですよね。
白山平泉寺は中世の最盛期には48社36堂6000の坊院を持ち8000人の僧兵を要する巨大な宗教都市だったということ。一向一揆に攻められて全山を焼失したが、1989年に発掘が始まると大規模に施工された石垣や石畳道が出土。全国に先駆けて石を使って都市全体を造り上げた高度な技術と経済力が明らかに。
朝イチは正解。誰もいなくてひんやりしていて嬉しい。けれど雨で濡れた石ほど危険なものはない。一昨年、奈良県明日香村で滑ってお尻を強打して大変痛かったので、いつも履いてるコンバースではなく、ちゃんとトレッキングシューズに履き替えて行きました。コンバースは絶対ダメですよ。
360度緑色って感じる。普段より大きく息を吸い込む。スーハースーハー。
平泉寺は白山信仰の越前側の拠点で、泰澄大師が開山したということ。この御手洗(みたらし)池に、白山大神が出現されたそうです。
神秘的で靈氣たっぷり感じる池でした。
白山平泉寺といえば苔。苔が綺麗でフワフワで。
森で迷って一晩明かすことになってもこの苔と一緒なら身体も痛くなく眠れる、、などと妄想しつつ。
社務所で御朱印をもらい、50円払って奥の庭園へ。
遠すぎてよく見えなかったのだけど、北陸で現存する庭園では最も古い1530年代に作られた枯山水の庭なんだそうです。近づいて見たかった。
苔の上に沙羅双樹の花がいくつも落ちていました。
境内の外側には発掘中、日本中世最大規模の石畳などがありました。出土した石垣や礎石を利用して坊院跡の門と土塀を復元してあります。石畳を見つめていると中世の僧兵たちの姿が見えてくるもの。ロマン〜
白山平泉寺をあとにして、次は越前大野城に行きました。最短ルートの階段を選び、息も絶え絶えに上りました。写真なし。近くの戌山城から見ると天空の城として幻想的に見えるらしい。悪天候のため見えないだろうからやめました。
いつもだけど今回の旅もひたすら歩いて歩いて山道のぼって階段登って、、の旅。でも不思議なことに全く疲れてなくて、雨の中高速運転して帰宅してもまだ元気。まだ走れるぐらい😁
いつもならこれだけ歩いたら翌日は腰が痛かったりするけどそれも無かった。黒龍のおかげなのかなー。ありがとうございました。