2014年に出演させてもらった「足助ゴエンナーレ」の記録冊子がゴエンナーレ仕掛け人で代表のオオノユキコさんから送られてきました。
このゴエンナーレに出演させていただく前、わたしはみよし市で長年にわたり市民劇の出演や振付などで活動していました。
「そろそろみよしも卒業して、次は豊田市で何かやってみたいな」そんなことを思っていたら、豊田市で活動する方たちの交流会に参加する機会がありました。
そこで天野博之さんに出会いました。天野さんは現在はゴエンナーレの舞台となった寿ゞ家の家主です。
交流会のときにはゴエンナーレのことは話になっていませんでしたが、いただいた名刺をもとに、足助でアートイベントがあることが分かり参加表明しました。
寿ゞ家の下見会のときに、初めてオオノユキコさんに会いました。ものすごく寒い日だったことを覚えています。
イベントの代表が天野さんではなくオオノさんだということを下見会を終えて後から知りました。
美術家たちに参加してもらう予定であっただろうゴエンナーレに見たことも聞いたこともない無名のダンサーたちが名乗りをあげて、それでも参加をさせていただき本当にありがとうございました。
当時、一緒に活動していたかにえあきのりさんと加藤ちえさんを誘い、さらに大きく動くことのできない室内で観客の目を惹くために必要不可欠な存在として長野県の友人のキムGも誘いました。
ゴエンナーレでの活動をきっかけに念願どおり豊田市小渡でのアートイベント「小渡アートミルフィーユ」に関わることができ、豊田市のお友達がたくさんできました。
冊子のページをめくると色々なことが思い出され泣けてきました。オオノさんのプロフェッショナルな仕事ぶりにいつも驚き感動します。
その後のゴエンナーレも全ての回を見に行きました。たくさんのアーティストたちが関わり、毎年新しいコンセプトのもと、賑やかで雑多な楽しさがありました。
去年、また足助で新しい友達ができ、頻繁に足助に通うことになっています。豊田市はわたしにとって縁のある場所のようです。
冊子はかにえさん、ちえさんには会いに行って手渡ししようと思います。ちえさんにLINEでお知らせしたら「この頃はずっとコンテンポラリーダンスを踊っていられると信じていた。でも今はもう踊ることはないんじゃないかと思う」というような返事がありました。
そんなことないよ〜とわたしは信じてます。わたしがまたちえさんを誘いますから。
キムGには会いに行きたいけど遠いので郵送しようかな。元氣でいるかな?
オオノさん、天野さん、本当にありがとうございました。足助のみなさんありがとう。ゴエンナーレ出演後、何年かして足助を歩いていたらわたしのことを覚えていた住民の方に声をかけられたのもすごく嬉しかったです。